戒名3万円「戒名どうしてそんなに安いんですか?」
他のところと比べると全然違うんですけど・・・と仰るんですね
よく受けるご質問でございます。戒名が三万円おかしいんじゃないだろうか
騙されているんじゃない?かとか
でもちょっと待って下さい。あくまでもお布施なんです。
戒名料というのはございません。これは、どのお寺も仏教会も同じです。
戒名料というものはなく、すべて「お布施」です。
戒名料の相場
そして戒名の相場ってみんな仰られますけれども
戒名そのものに相場なんてのはございません。
戒名の院号であったり、位号であったり、いつの時代か、そのランクによってお布施の相場が決まったものです
もっとも、反対の発想から戒名料というものが出来てきました。
そもそも昔は、戒名料は無料でした。檀家制度の中で、すべての人が、近くのお寺に所属し、必ず葬儀は菩提寺が行うものでした。
しかしながら、士農工商と言われる身分制度も崩壊していく中で、経済的に裕福になった農民や町民が、上の位の身分を買っていった。そして、それにふさわしい戒名を求めていった結果にあります。
お寺としても檀家制度が崩壊する中で、経済的負担を檀家に頼り、お寺が支えられてきたという歴史があります。
良い戒名が欲しいから、高額のお布施を払って買い取るというものではなく、お寺のために経済的に貢献したそのお礼として寺院から法施として院号などの高位な戒名を授けたという流れです。
院号料相場 100万円
この院号料 東京だと百万円とか言われます
この百万円って一体何なのか?
これは菩提寺のある方が、お寺に寄付を寄進をされることによって
お寺はその御布施で、運営をされていく訳ですね
でもお寺のない方、また公園墓地だとか、散骨だとか
樹木葬だとか、そういう方々は、それと同等に考える必要性がまずないですね。
当院から戒名をお授けするのは、菩提寺を持たない方のみです。
戒名料という問題
これはどのお寺も仰ると思います。戒名はお気持ちで
御布施はお気持ちでこれが当然なんです。
だから私共でも戒名が三万円ポッキリってわけじゃないです
お気持ちで結構です。御布施で結構です。
お布施って何?
でもお布施って言ってしまうと、反対にみんなが困られるですね
いくら包んだらいいんだろうか?
昔、私共では、戒名無料としておりました
そうすると
反対にみんな困ってしまう
じゃあこれを何十万でしたらいいのかっていうと
またそれと違うわけですね
戒名のお布施は、3万円
一つの目安として決めたのが、三万円という目安を付けた訳ですね
このことを賛同される方って言いますかね
お布施ができなくて困っておられる方々に向けて発信しております
それが、当院の基本スタンスです
戒名料のお布施にお困りの方のみご相談ください
お金がいっぱいあってこっちが安いからっていうのであればこちらもお断わりをするケースもあります
安いとか高いとかそんな本を出してるんですけれども、安いとか高いとかっていうものではなくて
本当に戒名に関してお困りの方であれば、私どもで何かお役に立てるのであればさせて頂きたい
それが三万円というものでございます。
私がやっていることは、NPOの駆け込み相談であったり、仏事相談であったり
その中には戒名代が払えないから、戒名がないとか、位牌も作れないとか
色んなご相談をたくさん受けております。
そんなことのお話をあっちゃこっちゃでしておりますのでよろしければご覧を頂ければと思います
ありがとうございました
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